美馬 中 (44) 仲村 トオル
大介の長女・一子の夫。
大蔵省主計局次長で、エリートキャリア官僚。
茨城の真言宗住職の家に生まれ、学歴を積みキャリアとなる。
万俵 二子 (22) 相武 紗季
大介の次女である二子は大学卒業後、実家で花嫁修業中の身。
鉄平と似た考えを持ち、鉄平の生き方に強い影響を受ける。
しかし、それが大介の思いに反することとなり、大介と相子による帝国製鉄のエリート社員である細川一也との縁談を
進められる。細川は首相の縁戚にあたる。これも政略結婚だ。
しかし、彼女は父の考えに背き、一之瀬四々彦との結婚を選ぼうとする。
演じるのは人気急上昇中の相武 紗季。母親は宝塚の朱穂芽美(81年退団)。姉は宝塚87期生で星組娘役の音花ゆり。
安田 万樹子 (24) 山田 優
大阪重工社長令嬢。後の銀平の妻。
容姿端麗で家柄も文句なしで、相子の目に留まり銀平の妻として迎えられる。
これも政略結婚であり、銀平には愛されることはない。
また、万俵家の内部事情を知つようになり、悩みを抱えていく。
万俵家の政略結婚の被害者であるといえる。
演じるのは、モデル出身の山田 優。
万俵 銀平 (31) 山本 耕史
万俵家の次男。大介と同じ慶応大学経済学部を卒業し、阪神銀行本店の貸付課長。大介の生き写しと思わせるくらい似ている性格を持つ。
情熱家の兄・鉄平とは違い、冷静な沈着であるが、時には冷徹とさえ思わせる一面を持つ。
母・寧子に対しては、人間的な面をのぞかせることもある。彼もまた、暗い過去を背負っている。
本気で女性を愛することのない彼は、妻である大阪重工の安田社長次女・万樹子にも愛情を注げずにいる。
演じるのは子役の頃から芸能界で活躍している山本 耕史。
万俵 早苗 (30) 長谷川 京子
鉄平の妻であり、元通産大臣・大川一郎の長女。
政略結婚により、鉄平と結婚することになる。それでも男児をもうけ、幸せな家庭を築いている。
そんな中、大介には嫌悪感を抱き、相子に対しても良い印象を持たない。
物語が進むにつれ、鉄平と芙佐子が昔、恋仲であったことを知る。
少しずつ彼女の人生の歯車は狂いだしていく。
演じるのは「CanCam」専属モデル出身の長谷川京子。映画、ドラマ、CMと活動の場は広い。