この作品の原作者・山崎 豊子(1924年11月3日生まれ-)は大阪に生まれ、数々の作品を世に出している。
旧制京都女子専門学校の国文学科卒である。
その後、毎日新聞社に入社し、学芸部に勤務する。当時、学芸副部長であった井上靖に指導され影響を受ける。
勤務のかたわら小説を書き始める。1957年には『暖簾』。翌年『花のれん』では第39回直木賞受賞する。
その後、新聞社を退社し、作家として歩み始める。
その後、『白い巨塔』『不毛地帯』『二つの祖国』『大地の子』『沈まぬ太陽』といった、ヒット作を世に送り続ける。
1991年には、菊池寛賞も受賞した。
彼女の作品の多くは、裏社会の奥をさらけ出すようになっている。そして、フィクションともノンフィクションともとれる作品の内容は、時に多くの批判や議論を生む。
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